視覚以外で色を伝える?

こんにちは、エミリーです! まだまだ湿度の高い日が続きますが、夏もそろそろ終わりが近づいてきましたね! 今回はいつもと話題が若干逸れますがお付き合いください。

色ってなに?

先日、大学時代の友人が出展しているということで展示を見にいきました。その友人は卒業してからもコンスタントに作品を発表するために展示に参加しているのですが、そこで盲学校の校長先生を勤めていた方とお知り合いになり、そこで子供たちに「色」を教える授業について聞いたと、私にも教えてくれたので考えと併せてまとめてみたいと思います。

色ってなに?

授業では数値で色を教えているそうです。物理の世界になりますが、スペクトルに従い光の屈折率で表すことができるので、「赤」はR〜と数値で教えることで「赤」を理解してもらう。「色」は「光」なんですね。 ただ、グラフィックの世界だと印刷媒体が登場してくるので、「光」ではなく「インクの量」の考え方となり、色の作り方からして根本的に別物になってきます。印刷物はあくまでも色を再現しているんです。しかしニュアンスの違いはあれど、同じく数値で表現できるので理解してもらうことができます。ただ、グラフィックデザイナーとして「数値」以外で伝える方法について考えていました。例えば、サーモグラフィにならって手を握って体温が高ければ「赤」、低ければ「青」と体感的に感じてもらうのも一つの手段ですね。あとは嗅覚を通して伝えることもできそうです。「みかん」の匂いだから「橙色」なんだな、とか。あとは点字を使い、文字で「赤」を認識してもらう方法もありますね。(これは感覚とは少し違ってくるかも?)

視覚以外で「色」を伝える。印象に残ったお話だったので自分の記録用も兼ねて取り挙げてみました。いつかお仕事で役に立ったりして!

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