ワッカデザインでは企業や団体のキャラクターを中心にキャラクターデザインの仕事も行っています。
今回縁あって千葉でチェーンソーカービングで活躍する木一吉さまと知り合い、“キャラクター木彫りファクトリー”を立ち上げました！

サンシャインシティの裏に広がる豊島区最大の公園、IKE・SUN PARKのキャラクターとしてすっかり馴染んだ“しばふちゃん”。2021年の春に公園利用マナーのお手紙を作成した際に挿絵として描いたのが誕生のきっかけでした。そこからSNSや公園内の掲示物をはじめ、ぬいぐるみ、缶バッジ、手ぬぐい、ペーパークラフトなど様々なグッズにも展開されています。

今回はちょうどIKE・SUN PARKが3周年ということで、私たち株式会社ワッカデザインから公園に寄贈するという形で“しばふちゃん”のチェーンソーカービングによる木彫りキャラクターを製作。高さ約60cm、直径約30cmの木彫り像ができあがりました！使用している木材は“スギ”ですが、スギは外周部分が白っぽくなっているため、今回は芯の部分のみを使っていただいた贅沢な作りに。木一吉さんによると全体的に丸みを帯びているから通常より難しかったとのことですが、とても可愛い仕上がりに製作者の愛が伝わってくるようです。

チェーンソーカービングで活躍する木一吉さんとコラボレーションするにあたり、まずは試作として作っていただいた、江戸川区で梱包・発送・アッセンブリを営む株式会社美翔のキャラクター“ししぼねくん”。何年も前にオリジナルTシャツのデザインをご依頼いただいた際にご提案したところでキャラクターが誕生。その後様々なノベルティ、販促物、Webサイトで活躍。いつの間にか色違いも増え、業務を明るく行うキャラクターとして定着しています。

試作ということで、高さ約60cm、直径約30cmを目安に製作を依頼。木材はこれまた縁があって知り合った一般社団法人もりびと様の好意で未利用材の“メタセコイア”をいただき、木一吉さんに託しました。待つことおよそ1ヶ月、出来上がりの連絡をいただき伺ってみると、そこにはこれまで平面の世界にしかいなかった“ししぼねくん”が笑顔で出迎えてくれたのでした。

千葉県茂原市の長南地域で活動する一般社団法人もりびと様のブランディングの仕事をいただき、何度か通っているうちに、あちらこちらに木彫り像があることに気づき、話を聞いてみると、以前チェーンソーカービングの大会をこの地域で主催していて、その縁で木彫りのスペシャリストが何人か住んでいることのこと。記念に1個いただいたのがこの“フクロウ”で、信じられないことに下絵も描かずに1〜2時間ほどで作ってしまうとのこと！それを聞いて、ひょっとして長年の夢だった（？）、弊社株式会社ワッカデザインが開発したキャラクターたちの立体化が可能なのではないか？と思い、木一吉さんを紹介していただいたのでした。それがこのプロジェクトの始まりです。

なお、この作品は彫刻用ではなく乾燥していない未利用材の“メタセコイア”を活用しているため、飾っているうちに乾燥が進み、ヒビが増えています。通常納品時には割れ防止剤を塗布しています。

ちなみに、木一吉さまのWebサイトはこちらです。チェーンソーカービングによる様々な作例を見ることができますので、ぜひご覧ください。

ここで紹介しているように、キャラクターの木彫り作品を中心に、木彫り看板やモニュメントなどをオリジナルで制作することが可能です。すでにイラストやデザインがある場合はそれを元に製作しますし、そこからご相談でも承ることができます。興味のある方はぜひ私たち株式会社ワッカデザインにお問合せください。