イメージを思い浮かべるとき

こんにちは!エミリーです。

入社してから3ヶ月が経ちました。デザインを仕事にすることの難しさや大変さに揉まれながらもしがみつく日々です。今回はセンスとも揶揄されるデザインを組み立てるところの初期段階にあたるところがテーマです。

イメージを思い起こさせるには?

例えば、なんか”かっこいい”デザインは世の中にたくさんありますが、なぜそれが”かっこいい”のか説明することはできますか? 配色?レイアウト?使われている写真かイラスト?はたまた内容そのものがいいのか… どこか一部分の要素が突出して”かっこいい”が占めているのではなく、全体のバランスをみて直感的に”かっこいい”と感じているはずです。 説明することはできなくても、目に入った瞬間に”かっこいい”と感じるための情報を読み取っているわけです。この感じることがすごく大事で、デザイナーが”かっこいい”と思っていなければ決してデザインに反映されないんですよね。

見た人が自然と”かっこいい”と感情が動くような…。モノを創り出すのって大変ですね!!! 私の場合は頭で考えてしまいがちなので、まだまだ感じ取る力が足りていないなと思います。どうして”かっこいい”のか…どうしたら”かっこいい”のか…。とにかく徹底的に詰めるのがプロと素人の違いなのかなと思います。 あと日本人は江戸時代から識字率が高い国民なんです。そのためか対象が日本人に向けたものならば、文字の情報で”かっこいい”と訴えかけた方が効果的な場合もあるのがデザインの面白いところです。「選ばれて●●年!」とか「●●賞受賞!」などなど。

イメージは感情?

たとえ文字が読めず、国や言語が異なっても空や海の青さが分かるように、共通の体験によってイメージが想起される色彩感情という心理効果がありますが、 もう一つ挙げるとすると、”時代”がポイントになっていきます。私たちは時代の流れの中で生きています。文化や思想に影響を受けながら生活しているため、影響を受けて形成された価値観からはどうしても逃れられないんですよね。同世代間で昔流行ったよなーと思い出に挙げるような共通認識も同時に築き上げられていくんですよね。好きなものはずっと覚えているものですし。しかし時代は絶えず変化していくものなので、共通認識も移り変わっていきます。時代の流れに敏感でなければずっと変わらないままになってしまいます。流行り廃りは避けられませんが、デザインは人の心や気持ちに大きく影響を与えるからこそ、ミーハーでも仕事上は時代の流れに敏感でありたいものです。

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