【経営雑談Vol.4】ワッカーの独立時はぶっちゃけどうだったの?
<タナカの経営雑談まとめ>
副業で稼いだ貯金100万円を元手に、希望を胸に事務を借りてスタートしたワッカーさんを待ち受けていたのは、想定外の「売上ゼロ」と社会保険料の重圧でした。「独立すれば、やりたい仕事で稼げる」という理想がいかに脆く崩れ去ったのか。残高が2万円まで追い込まれた夏、首の皮一枚で繋がった「100万円の案件」受注の裏側や、必死に食らいついて働いた徹夜の日々など、綺麗事だけではない独立時のリアルな状況を語ります。
100万円の資本金が残高2万円に、支払いができないという恐怖
ワッカーさんが副業で貯めた100万円を元手に、事務所を借りてスタートしたのは2015年4月。独立前にしっかりと「事業計画」を作成し、見込み案件もリスト化していましたが、現実は甘くありませんでした。受注を見込んでいた案件は一向に発注されず、その一方で事務所の家賃や、会社員時代の年収ベースで請求される高額な社会保険料が容赦なく貯金残高を削っていきました。独立からわずか5ヶ月後の8月末には残高がわずか2万円となり、翌月の支払いができないという極限の状態に陥っていました。
起死回生の「100万円案件」と、なりふり構わぬ営業
絶体絶命の9月、知り合いの紹介で飛び込んできたのが「100万円のWebサイト制作」という大型案件でした 。当時はWebサイトの制作は主力ではなかったものの、ワッカーさんは「ずっとやってきました」という雰囲気でハッタリを効かせた必死のプレゼンで受注を勝ち取ります。さらに、なりふり構わず資金繰りのために、着手金を先にもらうという交渉も成功させ、文字通り首の皮一枚で生き残ることに成功しました。
徹夜とキンコーズ、泥臭の裏側
しかし受注後は別の苦難が続きます。初めて受注した10ページ超のWebサイトを一人でデザイン・構築するという業務は当時のワッカーさんのキャパを大きく超えていたため、打ち合わせの前日は常に徹夜。当時はレーザープリンターも事務所になかったため、朝4時に完成したデータを握りしめ、池袋西口のキンコーズへ駆け込んで資料を出力し、風呂に入る間もなく、ボロボロの状態で打合せに臨むという生活をおくっていたと言う話を聞くとものすごいスピードで仕事を捌いていく今のワッカーさんにつながってる泥臭い部分がうかがえます。
自発的な営業が生んだ「最初の一歩」
待ちの姿勢で失敗した経験から、話題は営業の重要性についての話に移ります。ワッカーさんもかつての取引先や関係者などに挨拶回りをしていました。緊張でしどろもどろになりながらもポートフォリオを見せて回った結果、その中の一社から数万円の小さな仕事をもらえた経験がありました。この「自発的なアクション」が、すぐに結果をうまなくても、その後の安定した受注へと繋がる重要な伏線となりました。計画通りにいかない時に、いかにバイタリティを持って「何とかするか」が経営者に最も必要な資質ではないかと締めくくりました。
次回はワッカーさんが初めて人を雇用したお話しです。
「経営雑談」は池袋と目白の間にある小さなデザイン会社ワッカデザインの社長ワッカーさんと友人のタナカが中小企業経営のリアルを雑談形式でしゃべる肩に力の入らないyoutube番組です。気になったら動画も見てみてくださいね。
それではまたお会いしましょう!




