【経営雑談Vol.12】税理士呼んで聞いてみた!小さな会社と税理士のリアル!

【経営雑談Vol.12】税理士呼んで聞いてみた!小さな会社と税理士のリアル!

<タナカの経営雑談まとめ>

初のゲストとして税理士の「お馬さん」をお迎えした特別回です。小さな会社と税理士のリアルな関係性をテーマに、創業期の社長に対するコンサルティング業務の実態から、「スーツやキャバクラは経費で落ちるのか?」といったちょっと気になる疑問まで赤裸々に答えてもらいました。さらに、AI時代における税理士の生き残り戦略や、税理士選びが会社の寿命を左右する理由など、起業前に知っておきたいお金に関する話題を雑談しています。


創業期の企業にとって税理士は頼れるパートナー

初のゲストとして、税理士の「お馬さん」(顔出しNGなので馬のマスクで登場)をお迎えして、「そもそも税理士って何をしてくれる人なの?」という質問から雑談を始めました。ワッカーさん自身もそうだったように、個人事業主のうちは会計ソフト(やよい、freeeなど)を使って自力で確定申告をすることができるが、法人化をした瞬間から計算や決算処理が複雑になり、事実上自分で決算をすることが難しくなるようです。そこで、お馬さんの様な税理士が法人から「領収書などの会計資料を預かり、仕訳をして、正しい納税書類を作成(決算処理)をすること」が基本的な業務になります。しかし、実際には立ち上げたばかりの「創業期」の法人が顧客の場合、この基本業務以上のことを求められることが多いそうです。経理担当者を雇う余裕がない社長にとって、税理士は単に経理処理や決算処理をしてくれる人ではなく、「請求書の作り方」、「売上の上げ方」といった会社としての基本的な業務から「他社の成功事例」のようなビジネス面まで相談にのってくれるパートナー(コンサルタント)としての役割を担っているそうです。

プロが答える「経費の境界線」

雑談は、経営者が一番気になる(サラリーマンもちょっと気になる)「経費のグレーゾーン」へと移ります。「仕事で着るスーツは経費で落ちる?」というタナカの質問に、お馬さんは「基本NG」と即答します。仕事以外のプライベートでも着られる服は経費として認められにくいというのがその理由です。逆に、仕事でしか切られない様な芸能人の奇抜な衣装や、ロゴ入りのユニフォームなどは全額経費になるようです。 「キャバクラ代やゴルフのクラブは?」といった時々耳にすることもある、ややグレーと思われる質問にもしっかりと回答してくれました。キャバクラであっても、取引先の接待など「売上に直結する正当な理由」があれば交際費として経費に認められますが、社長が1人で楽しむ場合は当然NGとなるようです。また、個人で使用するゴルフクラブは経費にできませんが、福利厚生として従業員全員が使える状態にして会社に置いておくのであれば、経費として認められる可能性があるというあまり聞く機会のない税理士のリアルな見解を聞くことができました。

税理士が応援したくなる社長とは?税理士の未来とは?

続けて、たくさんの経営者を見てきたお馬さんに「税理士から見て担当したくない社長」の特徴という質問を聞いてみました。「無理な経費の計上ばかりを要求する社長」や「リスクばかりを気にして後ろ向きな社長」のような節税ばかりに目が行き、事業を伸ばすための投資を渋る経営者を担当していてもやりがいを感じ辛ようです。前向きにビジネスを成長させようとする社長の力になりたいというのが、税理士としての本音のようです。
一方で、ワッカーさんは親身になって経営相談に乗ってくれる税理士もいれば、AIで代替可能な「仕訳と決算書作成」しかやらない事務的な税理士もいるので「税理士側にも当たり外れが大きい」と言います。価格競争が激しく、高齢化も進む税理士業界において、AIに仕事を奪われないためにはコンサルティングなどビジネスパートナーとして経営者へ税務以外の付加価値を、提供できるかどうかが鍵になるのではないかという、業界の未来予想図へも話がおよびおました。

税理士選びが会社を変える

最後にワッカーさんから「お馬さん」へワッカデザインの決算書をみてどう評価するか意見を聞きたいと投げかけます。これに対して「お馬さん」は「売上規模に対して、かなりギリギリのラインまで借入をしている」と指摘します。一見ネガティブにも取れるこの指摘は、実際には低い金利で最大限の資金を調達し、事業に投資するという「中小企業として正しい成長戦略」を取っている証拠だと評価しました。
しかし、実際にはこうした借入に対する評価や、効果的な節税のアドバイスは担当する税理士の力量とスタンスによって異なるため、経営の最適化を図るためには、「自分に合った相談しやすい税理士」を慎重に選ぶことが、会社の寿命を延ばす大きな要因になるというのがワッカーさんと「お馬さん」の共通の見解として結論づけられました。

 

次回はワッカーがみた、失敗してしまった経営者に関するお話しです。

 

「経営雑談」は池袋と目白の間にある小さなデザイン会社ワッカデザインの社長ワッカーさんと友人のタナカが中小企業経営のリアルを雑談形式でしゃべる肩に力の入らないyoutube番組です。気になったら動画も見てみてくださいね。

それではまたお会いしましょう!

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