【経営雑談Vol.11】独立起業に役立つ!?本・ネット番組でワッカー的おすすめご紹介!
<タナカの経営雑談まとめ>
今回は、起業のリアルを学べる本やコンテンツをテーマに雑談しています。わっかーさんが、自身のYouTube開設のきっかけにもなったポッドキャスト『経営中毒』や、起業の生々しい失敗を描いた漫画『100話で心折れるスタートアップ』を紹介。「負けに不思議の負けなし」の精神で、生存バイアスの強い成功談より、他人の失敗から学ぶことの重要性を語っています。
YouTubeを始めるきっかけ、ある番組との出会い
デザイナーになってからわっかーさんは日々の業務で脳が疲れ果て、電車の中で活字を読むだけで気持ち悪くなるほど「読書」から遠ざかっていたようです。そんな活字離れしていたわっかーさんが、取引先から勧められて衝撃を受けたのが、書籍化までされているポッドキャスト番組の『経営中毒』でした。
■『経営中毒』が教えてくれた社長に共通する孤独と、YouTube開設の裏話
コンサルティング会社出身で華々しい経歴を持つパーソナリティが語る「誰にも言えない社長の孤独」は、わっかーさんの心に深く刺さったようです。事業規模が違ったとしても資金繰り、組織の不和、売上の悩みなど、起業初期につまづくポイントは、驚くほど共通していたからです。成功自慢ではなく、冷静かつ温かみのあるトーンで経営の苦しみ喜び、社長の孤独を共有するこの番組に勇気をもらい、「自分も経験を語れるのではないか」と、この『経営雑談』を立ち上げる直接の原動力になったという裏話も明かされました。
■ 失敗から学ぶ防衛術:『100話で心折れるスタートアップ』と『マネーの拳』 」
続いて紹介したのは、X(旧Twitter)発の漫画『100話で心折れるスタートアップ』です。ビジネスコンテストで優勝し、華々しく起業した学生起業家が、仲間割れやサービスの不発といった様々な困難に直面し、地獄を見ていく過程がリアルに描かれています。「自分だけはうまくいく」と信じて始める起業ですが、実際には99%の人が避けることのできない壁にぶち当たります。わっかーさんは「予定通りにはいかない」と深く共感し、野村克也監督の「負けに不思議の負けなし」という名言を引き合いに出します。世の中のビジネス書は「たまたま上手くいった」成功談が多い中で、論理的に説明可能な「負けのパターン」を他人の失敗から学ぶことこそ、連帯保証を背負う経営者にとって最大の防御になると言います。関連して、ヒューマンドラマとしての経営の苦難を描いた『マネーの拳』も、特に社員との人間関係トラブルなどの描写が秀逸で、何度も読み返した愛読書として挙げていました。
■ 経営者としての視点を養う動画メディア:『リアルバリュー』
さらに話題は動画メディアへと移ります。わっかーさんは実務的なノウハウなら脱・税理士 スガワラ君、コンサル視点なら小阪裕司さんの『商売道場』などのチャンネルをスキマ時間に活用しているようです。他にもエンタメ要素の強い『リアルバリュー』(堀江貴文さんらが登壇者の事業プレゼンを評価する番組)を高く評価しています。社会を変えるような壮大なビジョンを掲げるアントレプレナーたちと、泥臭く「生き残るため」に商売をする自分とは住む世界が違うと前置きしつつも、審査員たちが投げかける「顧客獲得単価はどうするの?」「広告費は?」といったツッコミは非常に真っ当であり、経営者としての必要な視点を養う良い教材になると言います。
■ 失敗の疑似体験が、経営者の「折れない心」を育てる
今回わっかーさんが紹介したコンテンツに共通しているのは、経営の「残酷なまでのリアル」です。どんなに準備をしても必ず訪れる苦境に直面したときに「みんなどこかで同じように壁にぶつかっている」とあらかじめ心の準備があれば、「自分はなぜこんな苦労をしてまで事業をやっているのか?」という原点に立ち返ったときに力になります。サラリーマンでは味わえない極限状態を疑似体験し、他人の失敗や苦労話をただのエンタメとして消費するのではなく、自らの事業を生存させるための栄養として血肉に変えていく、その視点が必要だとワッカーさんは締めくくりました。
次回は税理士って何してるの?というスペシャルゲストを招いた特別会です。
「経営雑談」は池袋と目白の間にある小さなデザイン会社ワッカデザインの社長ワッカーさんと友人のタナカが中小企業経営のリアルを雑談形式でしゃべる肩に力の入らないyoutube番組です。気になったら動画も見てみてくださいね。
それではまたお会いしましょう!




