2026年夏、ワッカデザインが突如として立ち上げた“Niwaka Ale Online Shop”
IPAと呼ばれるスタイルのクラフトビールを独自で製造し、販売しようというプロジェクトです。
なぜクラフトビールなのか、どこを目指しているのか。
ここでは“Niwaka Ale プロジェクト”のあらましを紹介します。

Instagram、YouTube、点在する活動を何かで統合したい

ワッカデザインでは、何かを取り組んでみたいと思ったらすぐに試してみる風潮があります。ソロキャンパーとして活動するInstagramアカウント、経営雑談や歌ってみたを配信するYouTubeチャンネル、他にも過去いろいろありますが、最初はどれも“やってみた”で始めるものの、いつしかそれにのめり込み、そうなってくると次のステップをどうするとか、あるいはより大きな目的を定めることで活動をまとめ直したくなる、そういう欲求が前提としてくすぶっていました。

実際にはやっていく中でそうしたお題目を見つけることが多くて、実はクラフトビールに出会うまでは“アウトドア”でまとめるつもりでいました。クラフトビールに出会ったのは2026年3月頃なので、その頃Instagramは3000フォロワー以上、YouTubeも登録者数3000人を越えていたと思いますが、当時はオリジナルデザインだったり、気が利く機能を持っていたり、初心者に気軽にアウトドアの楽しさを感じられるといったアウトドアギアを作っていこうと考えており、実際に“WACCA THE CAMP”というブランド名で試作品を作っていました。情報を発信するメディアサイト兼ECサイトにも着手をしていたのですが、見た目の形は整うものの、事業を育て、長期継続するだけのコンセプトがイマイチ弱く、そのわりにかかる労力が膨大で二の足を踏んでいた状況でした。

毎回味が違っていい!?クラフトビール、IPAとの出会い

そんな折、たまたま知り合いが持ってきてくれて出会ったのがクラフトビール、それもHazy IPAと呼ばれるジャンルのものでした。飲んだ時は、えらく黄色いビルだな、それと苦味が鋭くてすごいな、くらいの感想しか抱かなかったのですが、次の日になってからあれは一体何だったんだろうと気になり、ワッカデザインのすぐそばにあるインクホーンブリューイングさんで買ってみて、あ、この苦味はよくわからないけどクセになる、そもそもビール嫌いの自分がわくわくして飲める!というのを確信して興味を持ったのでした。

それでIPAなるものを調べてみると、多くのブルワリーでは小ロット生産で醸造しており、味も毎回同じものを目指すのではなくホップを変えたり、スタイルを変えたりするため、売っているビールもその時その時に応じたものだけになる、当然人気のブルワリーのものだと発売してすぐ完売することもある、みたいな文化が根付いているのを知り、ちょっと衝撃を受けたのを覚えています。そして、そもそもが小ロットで良く、味も安定ではなく変化を楽しむということは、自分たちでも作ることができるのではないか?すぐさまそう思ったものです。

醸造への道、クラフトビール×アウトドア=Niwaka Ale(にわかエール)

勢いのまま、ここなら、と思える醸造メーカーを探して問い合わせをし、打ち合わせをしてくれることになりました。いわゆるOEM生産ということですが、最低ロット200缶からで良いというのは私たちのハードルを相当下げてくれて、見積をもらいつつもまずは一回やってみよう、となりました。そうなるとどんなものを作るのか?を決めるフェーズに移るわけですが、ホップの種類もビールのスタイルもまだよくわかっていない状態で、とにかくIPAを数多く知らないと決められるはずもないと、毎週金曜日を試飲する日と定め、有名無名にかかわらず片っ端からIPAを飲んでいきます。何十ものブルワリー、国内外のクラフトビールを飲み続ける中で、自信を持って最初にクラフトビールを知った味、柑橘感・グレフル感の強いものが一番良いという結論に。そうして自分たちのビールの味は決まったのです。

同時にこれまで育ててきたソロキャンパーのInstagramに結びつけることで、アウトドアの時間を豊かにするWest Coast IPAとして位置付けることを決め、自分自身の勉強も兼ねてInstagramの投稿にクラフトビールを飲んだレビューを織り交ぜるようになります。また、Instagramでどこまで関係を築けて販売できるのか?というプレッシャーも相まって、ビールの醸造が終わるまでに10,000人フォロワーを目指すことを決意。これは実際、発売前に達成することになります。

デザイン会社が事業をやるということ、社会に接続すること

デザインやマーケティングで多くの会社に関わっていると、お客様のことが羨ましくなることがあります。私たちは仕事としてお客様のビジネスを目に見えるデザインにしたり、マーケティングで事業を加速させる役割を担っていますが、それが実際に育ってもそれはあくまでお客様の事業であり、私たちのものではありません。この育てるという行為は何年もの続くこともあり、そうするとこちらにも結構な愛着があったりすることも多いので、自分たちでデザイン業以外の何かをやりたいという欲求は実は自然のもののように思えます。

そしてもう一つ、ブランドを自分たちでも育成している、そのノウハウがきちんとあるということは、様々な施策を提案される側のお客様にとっても信頼感、安心感につながるように思うと同時に、ややもすればデザインという見た目の表層にとどまりがちな私たちが、社会の誰かに必要とされて喜んでもらえる事業を行っているということが浮世離れを防ぎ、会社としてより人間らしく成長できるようにも感じます。Niwaka Aleという新たな器が、一つの小さなデザイン会社のあり方を変える。そういうプロジェクトだと思っています。

Niwaka Aleを販売するECサイトもぜひご覧ください!

YouTubeでプロジェクトの進捗をお伝えしています!

私たちのYouTubeチャンネル“ワッカデザインチャンネル”で、”Niwaka Ale Project”について紹介しています。
プロジェクトの進捗をリアルタイムでお届けしているので、ぜひお気軽にご覧ください。

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