DESIGN STORY #37
撮影ディレクション力を活かしたキービジュアル。シンプル・スタイリッシュに上質感を演出。
近年立て続けに受注した大手メーカーでの撮影経験を活かして
ワッカデザインでは元々デザイナーが自らデザインイメージに則って撮影ディレクションを行うことを強みとしてきました。それは単に撮影時に立ち会ってクオリティチェックするということではなく、背景に使う小物を探してきたり、スタイリングを行ったり、モデルをキャスティングしたりなども含めたトータルディレクションであり、それゆえに撮影に対して常に高い満足度をいただいてきたのですが、この近年は予算の桁が違う撮影を立て続けに受注し、さらにレベルの高い撮影案件に揉まれた結果、もう一段上の撮影を行えるようになったと思っています。今回はその培った撮影力を活かした実例をご紹介します。
写真さえ良ければデザインはシンプルで充分?
もちろんそれは業態がどんなだったりとか、価格帯がどうとか、ペルソナがどうとか、本当は色々な要素が重なってデザインは定まっていくわけですが、一定以上のクオリティの撮影ができれば、それを活かすデザインは自ずとシンプルなものになることが多いのも事実です。タイトルロゴのタイポグラフィを凝るとか、ちょっとした説明要素をスタイリッシュに演出するとか、そういうのはもちろん必要ですが、絵力がある写真がビジュアルになれば結構色々なものが解決する。普段デザインの意図とかターゲティングがどうとか口うるさく言うタイプの私も本当は絵力一発勝負みたいな仕事は好きなのです。笑
スチールの撮影に2日、ムービーに1日使ってしっかり撮影
今回の仕事はサウナメーカーが直接手掛ける唯一無二のサウナファーストな宿泊施設の立ち上げによるデザイン関係一式で、今後のことも考慮してモデル有り・モデル無し含め100カット以上撮っています。屋外のため時間の違いやちょっとした天候の違いなどで似たようなカットも撮っていて、シーンによっては大掛かりなレタッチや合成も行いました。この辺りは理屈を抜きにしたデザイナーの個性や感性によるところも大きく、撮影という仕事が案外デザインする側に依るものだということを感じさせます。幸い朝も昼も夜も天気には恵まれ、予定より多くのカットを作り込むことができました。
プロモーションムービーは根気との戦い?
スチールよりもさらに根気との戦いを感じさせるのがムービーの撮影です。これはデザイナーもですが、撮影する側がいかにこだわれるかでクオリティが左右されることが多く、ディレクションと言ってもスチールのようにカメラマンにビッタリくっつけば良いというものでもないように思います。画角の中でちょっとしたニュアンスがどう映っているか、それも満足のいく数秒が撮れるまで何度でも撮り直せるか、そうしたところになんとも言えない美しさが宿ったりするため、こうした撮影が必要なときは私のディレクションではあまりごちゃごちゃとしたことは言わない方が吉だなと思うことが多いですね。
デザインに入れてみた時に、その真価がわかる
こうして撮った写真やムービーは、泊まりがけの場合夜中にその日撮ったものをチェックしたりするのですが、その時はどれもこれも素敵に見えるものです。しかしながらデータをもらってデザインに当て込んでみると結構色々なニュアンスの違いが気になったりして、ハマりの良いもの、そうでもないものが出てくるというわけです。当初キービジュアルとしてラフイメージを持っていったものとは別のカットがメインになるということも少なくないので、常に気を抜かず一生懸命チームで撮影をこなす、それに尽きるのかなと心から思います。
ワッカデザインではこのようにお客様一人一人の置かれた課題を正確に理解し、最適なデザインとして応えることを得意としています。ブランディングという大層な感じではなかったとしても、単に今のデザインに疑問がある方、デザインをどうして良いか分からない方はぜひ一度ワッカデザインにご相談ください!お待ちしております。


