DESIGN STORY #30

知的財産のエキスパート集団、弁理士事務所に相応しいWebブランディングを

「強い権利」を獲得する弁理士事務所には、Webサイトはいらない?

私自身グラフィックデザイナーという一種の専門職で生きている関係で、「Webサイトなんかいらないと言わないまでも最低限でいいよ。良い仕事をしていればそれが次の仕事を繋いでくれるから」みたいな意見というのは非常に共感できますし、実際そういう面もあると思うのですが、それでもしっかりしたWebサイトが存在するのとしないのでは特に新規のお客様や利害関係者に与える印象の違いは大きなものです。今回はそんな実力のある弁理士事務所のWebブランディングの実例をご紹介します。

弁理士業界では語りかけるようなWebサイトが少ない

ワッカデザインでは顧客の行っている事業や実態から着想を得ることでデザイン的なコンセプトを立てたり、サイト構成を考えることが多く、それゆえに同業他社分析にはあまり力を入れないことが多かったりしますが、それでも特にこうした専門分野の場合はコンテンツの参考程度に見たりしています。そしてちょっと愕然としたのが、弁理士業界では自分たちの見せ方を工夫したWebサイトが極めて少なく、テンプレートのようなものばかり。しかも今回は前述したとおり所長が創業から自ら切り開いてきたような事務所。Webサイトなんて、と考えるのも実は無理のないことなのかもしれません。

行っていることをまだ見ぬ未来の顧客目線に落とし込む

弁理士事務所のWeb制作に限らず、会社案内や自己紹介を行う時には顧客がなぜ自分たちに依頼するかをストーリー立てて感じられるようにすると伝わりの良いもの、説得力の感じられるものになります。当たり前のようでいてそこがきちんとしているコーポレートサイトも多くはないもので、当初は興味の薄そうだった所長も実際に訴求内容や記載内容をどうするという打ち合わせになると非常に多くの意向が出てきます。特にこうした専門分野の場合は門外漢には聞いたことのないことも多いので、いつも興味深く伺うのですが、この作業はまるでまだ見ぬ未来の顧客に手紙を書いているかのよう。百戦錬磨の所長が培った営業メソッドが詰め込まれた内容になっていくのです。

「そういえばロゴないよね、ロゴも作れますか?」

こうしてヒアリングした内容をもとにライティングをしてデザインに形作っていくと、それまでは伝聞でしかなかった言葉が急に目に見える形で迫ってくるようになります。今度はそれに対して議論をしながらさらにニュアンスをブラッシュアップしたりいくわけですが、何度か出し戻しをした時にお客様から出てきたセリフ、それが「そういえばロゴないよね、ロゴも作れますか?」というもの。創業から10年以上経っていてそんなことある?と思う方もいるかもしれませんが、イメージが組みあがっていくと、サイトの会社名のところがただのテキスト処理なのが気になるのでしょう、ここのお客様に限らずWebサイト制作をしていると意外とある話です。そうして、当初はWebサイト制作だった話が、ロゴとカラーリングも含めたトーン&マナーの策定も含んだ言わばWebブランディングの仕事に昇華する。デザインって不思議な力があるな、と思わされますね。

業界が旧態依然としているからこそ、ブランディングは効果を生みやすい

ワッカデザインでは、今回の弁理士事務所のケースに限らず、税理士事務所、会計士事務所、社労士事務所などでWebサイトリニューアルを起点とするブランディングをいくつか手がけてきました。いずれもそれまでWebサイトからの集客などはあまり意識したことはなく、「Webサイトはあればよいもの」くらいの認識だったものがリニューアルを終えてみると、そこまでSEO対策に力を入れていなくても時折問い合わせが来るようになったり、金融機関や取引先などで話題に上がったりすることがあるなど、その事務所らしいWebサイトを持っているということの意味を感じていただけることが多く、またリニューアル前のWebサイトがどんなだった思い出すこともできないくらいの印象だったことに気づかされます。

ワッカデザインではこのようにお客様一人一人の置かれた課題を正確に理解し、最適なデザインとして応えることを得意としています。ブランディングという大層な感じではなかったとしても、単に今のデザインに疑問がある方、デザインをどうして良いか分からない方はぜひ一度ワッカデザインにご相談ください!お待ちしております。

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