DESIGN STORY #29
新規事業を形にしたい。仏像メーカーの新たな挑戦をサポート
コンサル会社からの一本の電話が繋いでくれたご縁
ワッカデザインでは特に営業努力をしなくても昨年対比20%くらいは勝手に仕事が増えていくというのは創業当時から今に至るまで変わらない体質のようなものですが、それを支えているのは過去仕事をした顧客だったり、協力会社として縁があったコンサル会社だったりからの紹介だったりします。それ自体は特に約束しているわけでもなく、1年後かもしれないし3年後かもしれないのですが、決算期でならしてみると年間20%増加くらいできれいに右肩上がりになる。一つの仕事が次の仕事を呼ぶ、その典型的な姿を私たちは体現しているのかもしれません。
今回はメーカー、製造業のお客様ですが、ジャンルがちょっと変わっていて、本業は仏像メーカーの会社が、仏像ではなく木彫によるフィギュア製作を打ち出すことで新規顧客を取っていきたい、そういう相談をあるコンサル会社のセミナーでしたところ、ワッカデザインが紹介されたという経緯です。ジャンルが異なれどクリエイティブな世界なので、聞いていてワクワクしたのを覚えています。
世界でも有数の超絶技巧の工房だった!
仏像と言われてもあまりピンと来ないかもしれないのですが、例えば千手観音などを想像していただくとわかりやすいのかもしれません。仏像の製作は木彫の中でも実は圧倒的に精緻な意匠をしており、難しい造形のものが多かったりします。そしてその量産技術も持っている、これを掛け合わせることで、例えばアニメやゲームなどの版権ものもハイクオリティで他社が作れないものを提供できるのではないか?そういうイメージがお客様の頭にはありました。私自身よくわかっていなかったので、まずは工房見学をさせてもらって圧倒されたものです。
フィギュア製作提案の文脈に落とし込んでいく
版権ものの商品の中でも木彫というのはかなり珍しい部類に入ります。よって例えばgoogleでキーワード検索をしてもそもそもがそんなにビッグワードではなく、有力な競合他社さえ探すのが難しい状況。であれば、素直に自分たちのできること、木彫で製作することのメリット、潜在的な顧客や業界の提示、制作例、FAQなどといった極めて王道の訴求の仕方を丁寧に行っていけば、わりと簡単に検索順位が上がり、興味のある人にアプローチできるのではないか?という素直な戦略でWebサイトを作りこんでいきます。やっていくとこういう仕事は変に持ったりしないで事実ベースにアピールするのが信頼感に結びつくように感じさせられます。
SEOで根こそぎ取れそうな予感…!
こうした状況なので、ワッカデザインが中小企業の伴走サポートする際の定番、コンテンツSEOは極めて有効な打ち手のように感じ、提案してみたところ、サンプル記事を書いてみてほしい、という流れになりました。仕方ないので(?)書いたのが、ここで述べたような木彫りフィギュアそのもののメリット、版権プロモーションとしてのメリット、木彫りフィギュアの注意点からのニーズ喚起といった内容で3記事。私としてはいつも通りの文体、熱量で書いていて、お客様にも非常にクオリティが高いと言われたものの、毎月のコンテンツSEO施策実施には至りませんでした。ただそれでもある程度問い合わせは来るようになるかも?という予感はあったので、まぁいっか、と思ったものです。
その後数年経ち、キーワード検索でもAIでも評価されていた!
そうして特に制作途中で躓くこともなく、新規事業立ち上げのWebサイトは2、3か月ほどで完成し納品。私自身あまり思い出すこともなくなっていた数年後のある時、急に連絡をいただきました。曰く、納品後そう時間が経たないうちにうちにキーワード検索では1位になっており、最近はAIにも紹介されている、大手メーカーを含む問い合わせが来るようになっている!とのこと。ここまでハマった例はちょっと珍しいですが、こうした現象そのものは実はワッカデザイン的には珍しくありません。きちんとユーザーの立場に立って有効なコンテンツを積み上げていけば変な小手先のテクニックを使わずとも自ずとそうなっていくというわけです。とはいえうれしかったですね。一人のグラフィックデザイナーとして関わってよかったと思いました。
ワッカデザインではこのようにお客様一人一人の置かれた課題を正確に理解し、最適なデザインとして応えることを得意としています。ブランディングという大層な感じではなかったとしても、単に今のデザインに疑問がある方、デザインをどうして良いか分からない方はぜひ一度ワッカデザインにご相談ください!お待ちしております。


