DESIGN STORY #19

鮮明化・高解像度化アルゴリズム 技術の伝わるリブランディング

目指すは脱スタートアップ、事業を羽ばたかせるためのリブランディング

起業した時には資金もあまり持っていないし、Webサイトやパンフレットなどは低価格に抑えてとにかくあればいいよ、で済ませてしまうケースというのは多いのですが、幸い事業が軌道に乗ってきて顧客や取引先に大手企業が混じり始めた頃に慌ててブランディングを何とかしたい、というケースは少なからずあります。今回はそういったベンチャー企業の実例をお伝えしますね。

今回のクライアントは技術力に秀で、他にも類を見ないアルゴリズムを開発したベンチャー企業。その世の中からの期待値は高く、クラウドファンディングで億単位の資金をに調達、出資者からもデザイン的な見せ方の不満は出ていたと言います。よって課題としては典型的なBtoBブランディングの構築になるのですが、同時に企業としての普遍的なキービジュアル作成という難題も出てきます。今回はそのあたりを重点的にお話しできればと思います。

BtoB的な見せ方か、BtoC的な見せ方か

今回のクライアントにおいて、技術的に秀でているから論理的に技術的なところからスタートしてサービス内容、製品内容に落とし込んでいくのがBtoB型の見せ方だとすれば、BtoC的な見せ方はユーザーメリットを打ち出してそこからブレイクダウンする形で構成するものになると思います。僕としてはどうしても難しい話になりがちな技術中心に見せるよりも、後者のようによくわかっていない未来のクライアントに対しても響くようなメッセージ、サービスの見せ方をした方がよいと考えて当初は提案しました。恐らく今時のブランディングというとこういったアプローチを行うケースの方が多いと思うのですが、何度かクライアントと議論していくうちにイマイチ合意という感じにならず、再度提案を作り直すこととなります。それが最終的に納品となる、技術を丁寧に咀嚼して順を追って深掘りしていく見せ方の方ですね。

キービジュアルは何を象徴させるか

しかしながら、そうなると次に出てくるのがブランディングとしてのキービジュアルをどうするかという問題。先ほどの例だとBtoC型であればわりと情緒的なビジュアルイメージになると思うのですが、技術に端を発した見せ方となると技術はプログラムなので具体的なモチーフがあるわけではなく、ここでもかなり悩ませられます。ロゴデザインのように鮮明化する様そのものをビジュアルにする、キャッチコピーをロゴ化する、apple製品のように美麗な写真を使う…。様々な案を考えては自らボツにする中で最後にひらめいたのが、鮮明化や高解像度化のBefore/Afterを表す矢印をモチーフにデザインすることでキービジュアルにするというものでした。これは思いついた瞬間に手応えがあり、僕自身に高揚感がこみ上げてきたのを覚えています。

ビジュアルとトーン&マナーさえ定まれば、Webの下層ページとパンフレットは作業

ここまでくればBtoBのブランディング・デザイン経験は多いので残りの作業は量こそまだかなり多いものの、やっていけば順次終わる作業となります。今回は以前の反省を踏まえ(DESIGN STORY #17参照)、最初の打ち合わせ時からコピーライターを同席させているため、こちらがデザインしている間にコピーライティングも進み、効率的にかなり短期間でパンフレット+Webサイトの同時完成まで漕ぎ着けることができました。今回もツール一式作って終わりではなく、年間通じてデザインはもちろん、SEOやメルマガ施策などWebプロモーションのサポートを行うため、ここがスタート地点のようなものですが、まずはここまで満足いく形で来れたことを嬉しく思います。

ワッカデザインではこのようにお客様一人一人の置かれた課題を正確に理解し、最適なデザインとして応えることを得意としています。ブランディングという大層な感じではなかったとしても、単に今のデザインに疑問がある方、デザインをどうして良いか分からない方はぜひ一度ワッカデザインにご相談ください!お待ちしております。

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