【カタログ制作】カタログ・パンフレット・リーフレットの違いとは?

こんにちは。ワッカデザイン「デザインことはじめ」編集部です。

「商談で自社の製品やサービスの魅力を顧客へしっかりと伝えたい!」、「製品を比較できるよう詳細を網羅的に整理したい」、「イベントや店頭で配布する簡易的な資料が欲しい」といった時にはカタログやパンフレット、リーフレットのような印刷物は有効な販促ツールですよね。

ところでこれらカタログ、パンフレット、リーフレットの違いは?と聞かれると意外に返答に困ってしまう方もいるのではないでしょうか。全て製品やサービスを説明するためのツールという点は共通ですが用途や体裁によって呼び方が異なります。今回は目的に合わせて適切にツールを選べるよう、それぞれの違いをご説明していきたいと思います。

カタログとは

カタログは、自社の取り扱う様々な製品やサービスを「比較しながら選んでもらう」ためのツールです。

カタログには製品、サービスの写真などどの様なものかが一目でわかるイメージに加え詳細な説明や仕様などを記載します。また膨大な情報量となるため、パッと見て比較できるようある程度ページのデザインを統一する、仕様一覧や比較表を使用してそれぞれの違いを比較できるよう整理するなどの工夫が必要です。

顧客の手元に置いてもらいじっくり選んでもらう場合や、ある程度商談が進んだ段階で詳細を説明する際などに使用することが一般的です。

顧客に納得してもらうためのツールと言えます。

カタログは製品やサービスを網羅的に掲載するため、ページ数が多くなる傾向があります。そのため一般的にカタログの定義は50ページ以上の印刷物で表紙の装丁や背表紙のある冊子の体裁となります。

パンフレットとは

パンフレットは、製品やサービスの特長やメリットをわかりやすく伝えるためのツールです。

カタログの様に幅広く製品やサービスの詳細を掲載するのではなく、特にアピールしたい製品やサービスに絞りその優れている点や特長、メリットを中心に掲載します。象徴的なイメージカットなども使用しながらブランディングに活用してもよいでしょう。
展示会での配布や、顧客との初期の商談時などに使用することが一般的です。

顧客に製品やサービスの魅力を理解してもらうためのツールと言えます。

またパンフレットは真ん中で折った一枚の紙を複数枚ホッチキスや糸などで綴じた5~48ページ程度の冊子の体裁を指すと言われています。カタログはパンフレットと比べ作りが簡素な分、大量に配布しても印刷費をおさえやすい点も特徴です。また次に説明するリーフレットより紙面が大きいため、価格表や施設の全体地図など大きくなりやすい図表を入れるのにも適しています。

リーフレットとは

リーフレットは、1つの製品、サービスの最も優れた特徴や新発売といったニュースをピンポイントで伝えるためのツールです。

リーフレットは一枚の紙に印刷をしたツールを指します。紙面が限られるため記載する内容を極限まで絞り込む必要があります。何が何でも伝えたい情報、とにかく覚えて帰ってもらいたい情報が一目でわかるよう、表面に一つメインとなる情報(特長やニュース)を記載し、裏面で補足するという使われ方をされることが一般的です。
展示会での配布や、顧客への情報提供など短時間の商談などでの使用が一般的です。

製品、サービスに対して顧客の興味関心を喚起するためのツールと言えます。

また、リーフレットには一枚の紙をそのまま使用するだけでなく3つ折りにしてパンフレットの様な読み物として使用する方法もあります。

まとめ

ここまでカタログ・パンフレット・リーフレットの違いについて説明してきましたが、ポイントを整理すると以下のようになります。

カタログ パンフレット リーフレット
体裁 冊子形式 5~48ぺージ、簡易製本 紙一枚
費用 高額 中程度(内容に応じて幅あり) 安価
狙い 顧客の納得 顧客の理解 顧客の興味喚起
情報量:掲載内容 情報量大:製品詳細・製品比較 情報量中:特長やメリット 情報量小:最も重要な情報1つ
用途 自社に興味のある顧客への配布
確度高い商談
幅広い顧客への配布
初期の商談
幅広い顧客への配布
短時間の商談

以上のようにカタログ>パンフレット>リーフレットと掲載する情報量と比較してコストも大きくなります。使用用途や目的、予算にあわせて適切なツールを活用していきましょう。

いかがでしたでしょうか。今回はカタログ・パンフレット・リーフレットの違いについてご説明してきました。ワッカデザインではカタログなどこれらの販促ツール制作のお仕事を請け負っています。販促ツールを作ってみたいけど、どう進めて良いかわからないといったお悩みなどありましたらお気軽にお問合せ下さい。丁寧にわかりやすくご説明させていただきます。

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