ピカピカの未経験グラフィックデザイナーです!

はじめまして!ワッカデザインにグラフィックデザイナーとして入社した新人デザイナーのエミリーです!今年度の新卒はなんと1人!ワッカデザイン創立以来、初の新卒採用です!ついでに3月末まで静岡で生活していたので、春からグラフィックデザイナーと同時に一人暮らしも始まりました。今回はなぜ私がワッカデザインに入社できたのか少し経緯を説明したいと思います。

入社までの経緯について

昨年の7月、大学4年生だった私は就職活動していました。が、苦戦して自分の方向性に悩んでいました。大学では油絵専攻だったためデザイン専攻でもないうえに、ポートフォリオに載せている作品は拙く点数は少ない。だけど業界で働きたい。無茶苦茶な就活生だったと思います。そもそもデザインの新卒求人募集自体少ない上に世の中のデザイナーになりたい学生たちから、その枠を勝ち取らなければならないのです。具体的に計算できませんがその倍率を考えると未経験は中々厳しいんですねー。今思えば就活に臨むには呑気に構えすぎていましたが「どうしてもデザイン業界で働きたい!」という思いは消えることはなく経験も技術も作品数(ついでにお金)もありませんでしたが、自分なりに覚悟は持っていたつもりでした。

思うように進まない日々が続くと思いが募っていくばかりで、ある会社から不採用の通知が届いたとき、「なんで私はデザイナーになれないのか!?」と疑問に思いました。経験も技術も作品数(ついでにお金)もなかったので、落とされるのは当然といえば当然ですが、切羽詰まっていた私はその日の夜中に持っているスマホの検索窓に「デザイナー なるには 方法」とキーワードを打ち込んで検索していました。行動としてはググっているだけですが、当時は藁にもすがる思いでググりました。そこで数多くの検索結果の中から社長のブログに行き着きました。「どうしたらデザイナーになれますか?」記事を読み終えた後にはまさに当時の私が求めていた答えがある!と勝手に共感していたのを覚えています。同時に、この人ならきっとデザイナーになりたい思いを分かってくれるはずだ、と不思議と確信していました。

「もしこれでもやってみたい!と思えるなら、きっとやれると思いますよ。親愛なる、未経験のグラフィックデザイナーの方へ。」この記事の最後の言葉を真に受け、ワッカデザインのサイト上のお問い合わせフォームからメッセージを送りました。送った内容は忘れましたが、デザイナーを目指している学生であること、ブログの内容に共感したこと、直接お話できたら嬉しいです、というようなことを書いたような気がします。もうファンレターです。一方的に送って返信がこないのがファンレターだ(偏見)。そう思っていたのでメールが返ってきたときは、すごく驚きました。

そして直接会う機会を手にしたわけです!

ただ、サイト内に求人が見当たらなかったのもありますが(今はあります「2019年一緒に働くデザイナー募集!」)、当時は雇ってもらおうなんて考えはなく、お話を聞ければいいなー、ついでに就活のアドバイスをもらえたらいいなー、なんて思っていました。なので、ラフな服装できてくださいと文面に書いてあったにも関わらず午後から他の会社の説明会を控えていたため、スーツ姿でポートフォリオを抱えて呑気に出向きました。呑気に加え、重度の方向音痴なので駅周辺で道に迷ってしまい社長に迎えにきてもらう始末です。そこでインターンを提案していただきました。ポートフォリオの点数が少ないから自分の作品を増やした方がいい。インターンを通して作品を作ろう。直接会う機会も作っていただいたうえにインターンまで提案してもらえるなんて思いもしませんでした。経験も技術も作品数(ついでにお金)もなかったので、即答で承諾しました。

その後に10日間程、人生初のインターンを経験させていただきました。そのとき経験したことは長くなるのでまた別の機会にお話できればと思いますが、ざっくり言うと、プロと自分のレベルの差をまざまざと感じたのでした。こんなに実力の差があるなんて…デザイナーになれないかも…。と不安に思ったこともありました。ソフトを満足に使いこなせないという初歩の段階でつまずいていましたが、それでも作業に向かっていると、やっぱり私はデザイナーになりたいんだな、と思ったものです。期間中は社員の方とランチをご一緒させていただいたり、社長ともデザインについて色々とお話をさせていただきました。終わり頃に、社員は難しくてもバイトでお世話になれないだろうか…と勝手に考えていましたが、インターン終了後、無事に社員として内定をいただくことができました。経験も技術も(以下省略)ですが、グラフィックデザイナーの切符を手にしたことでまず行動することと、人とのご縁の大切さを実感した「平成」最後の夏でした。

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