1期目は黒字決算を迎えることができました

 
前回がデザイン編だったので、今回は経営編ということで2017年を振り返ってみたいと思います。弊社は法人の設立が2016年12月5日で11月決算のためすでに第1期は終了しており、税理士の方に決算処理をお願いしているところではありますが、ざっくりとしたところでは何とか黒字決算を迎えることができそうです。正確な純利益はまだよくわからないのですが、赤字にひっくり返るような要素は特になく、経費等も努めて公正明大に行っているつもりなので、このまま最終的な数字を待っているところです。まぁでも正確に利益がいくらかはあまり問題ではなくて、例えば僕の給料なんかもフリーランス時代に比べれば半額以下に抑えてるし、粗利率90%越えの弊社ではある意味では黒字になって当然というような予算の組み方をしていたので、今後は設備や事務所なんかも含めてもっと適正な状態に持っていきながら黒字をキープできれば、という風に思っています。
 
フリーランスとして独立してからも思いましたが、世の中やってみなければわからないことは本当に多くて、まがいなりにも会社を経営して1年、知らなかったことは本当に多かったです。税務のこと、労務のこと、融資のこと、助成金のこと、その他にもなんかもう色々…。個人事業とはニュアンスはだいぶ違うんだなぁと思わされることも多く、総じて言えるのはやっぱり個人よりは会社がいいし、赤字よりは黒字がいいということで、それは思いもよらぬところに影響してきたりするし、僕個人がどうあろうと社会がそういう風に僕を見るのだから、僕も無関係でいるわけにもいかないということがいかに多いか。一つ思ったのは、どうせ独立前の算段など当てにならないのだから、ある程度自信があるなら思い切って起業はしてみた方が良いということ。起業してから起こることはそれまで想像していたこととは違うことばかりで、どんなに出来る人でもそこで努力しながら色々学んでいることで経験になっているのだから、事前に計画を綿密に練って安定感を求めても恐らくほとんどがあまり意味を持たず、それよりもわずらわしいことを解決に導けるだけの力を身につけておくことの方がよほど大事だと感じます。
 

当初の想定よりも拡大路線を歩みたい

 
サラリーマンから独立した時もフリーランスから法人成りした時もさして明確なビジョンなどなかった僕ですが、それでも会社として1年間やっていて思ったのは、やっぱり「規模」と「人数」は大きくしたいということ。フリーランスの時は基本的に1人だからちょっと偶然が重なるとすぐに徹夜続きでとても持たないと思ったものですが、会社にしたらしたで、今の4、5人程度では徹夜こそしないで済むものの、とても大きなプロジェクトを一身に受けて仕事は出来ないということを痛感しています。デザイン編でも書いたように社内の教育やディレクション、ガバナンスを効かすにはどうしたって余裕が必要で、例えば今の状態が営業兼ディレクター兼デザイナーの僕のチームが一個だけある状態だとすると、もしもう1チーム別働隊があれば皆が皆あらゆることを出来なければ成り立たないような非効率性はなくすことができるし、純粋に受けられる仕事の規模感が違ってくる。でもその時は信頼できる営業担当やディレクターも必要だろうし、結局そうやって今の状況を根本治療しようとすると事務所的にも人数的にも「規模」に行き着き、そうなると「売上」に行き着かざるを得ないというわけです。
 
こうして見ると、僕らしくもなく極めて常識的な話ばかりですよね。つまり、普段大してビジョンなんかない、仕事が上手いこといけばそれでいい、営業なんか必要ない、なんてうそぶいている僕ですが、結局一周回ってこういう風になるのだな、と他人ごとのように思います。そうそう、これも時折思います。独立したら気にしてもどうしようもないことばかりなのだから、かなり大変なことでも家に帰ったらもう気にせず眠れるような図太さはあった方がいいですね(笑)。そういうわけで、今年もプレイングマネージャープロデューサーとして頑張ります!